給水給湯配管や床暖房用に広く使用され、住宅建設に欠かせない資材の一つが、架橋ポリエチレン(PE)管です。
架橋ポリエチレン管の押出成形の主流は「コンパウンド成形」で、必要な原料をあらかじめ混錬してペレット化したもの(コンパウンド)を必要とします。プラ技研は、「モノシル法」呼ばれる新手法を導入し、このコンパウンド化工程を省略する製造装置を国内で初めて商品化することに成功しました。
原料を押出機へ直接投入し、装置内でブレンド・押出成形までの全工程を単一のラインで行うことにより、コンパウンド化にかかるコスト削減を実現。原料費の大幅な節約になるため、早期に導入するほどメリットが大きくなります。