お知らせ News

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2022.10.28
プラスチック産業の大展示会 K 2022出展レポート

3年に1度、ドイツ・デュッセルドルフにて開催される世界最大級のプラスチック・ゴム産業の展示会”K-Show”が今年も開催され、プラ技研も前回に引き続き無事展示を終えることができました。

「押出技術は欧州がルーツ。ならば欧州でも通用する押出装置を作ってこそ」という一心で、技術を切磋琢磨して参りました弊社にとって、”K-Show”は特別な展示会です。

出展の度に最新技術をお客様にお披露目することが弊社の楽しみでもありますが、今回の展示では、最新型の『特殊押出金型』である『ハイブリッド金型(Hybrid Head)』を初展示致しました。

『特殊押出金型』は、カテーテル・内視鏡等の医療器具の部品として使用される、硬度傾斜を持つシャフトを製造するために、弊社が独自開発した製品です。複数樹脂を切り替えながらの押出被覆を初めて実現した『切替金型』以来、医療器具メーカー様よりご意見を頂きながら、様々なタイプの『特殊押出金型』を開発してまいりました。

前回の展示にて目玉製品としてご紹介した混合金型は、軟・硬2種類の樹脂を金型内部で混ぜ合わせながら押し出すことで、樹脂コーティングの硬度を自在に変化させるものでした。ハイブリッド金型は、切替金型が得意とする<瞬時の樹脂切替>を混合金型に付け加えることで、両金型の要素を合体させた製品になります。

展示会ではハイブリッド金型を用いて成形したカテーテルシャフトサンプルも展示し、たくさんのお客様にご覧頂くことができました。

 

常に新しい技術を発信し続けるプラ技研の最新情報は、本ウェブサイトでも随時更新して参ります。乞うご期待下さい。

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